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バーデン市劇場 トスカ プッチーニ

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゚:: *My Salad Days*::*


半年前からチケットを取って楽しみにしていた、トスカに行ってきました♪


クリスティアン・ポーラック指揮

ルチア・メシュヴィッツ演出

モーツアルティアーデ管弦楽団

バーデン市劇場合唱団


で・・・・・ソリストらは、ダブルキャストでした。

掲示を見忘れて&オペラグラスを持っていくのを忘れて(学割なので3階席。でもステージど真ん中!)

顔まで見えず、・・・・誰が歌っていたのか分かりませんヽ(;´ω`)ノ

やっちゃいましたね!(苦笑)


ざっとあらすじ紹介。

ネタバレがありますが、オペラでネタバレも何もないと思いますので別に問題ないと思います。

トスカが喜劇だと思って観る人なんていないでしょ。


舞台は1800年の恐怖政治が行われているローマ。


ある日カヴァラドッシの旧友であり、政治犯として投獄されていたアンジェロッティが脱獄。

カヴァラドッシに助けを求めてくる。


そんな時にやってきたのがカヴァラドッシの恋人、トスカ。


歌姫トスカと画家であるカヴァラドッシはこよなく愛し合う・・・・ものの、

トスカはものすごく嫉妬深い性格で、常に不安でたまらない。

足跡と衣擦れを聞いたと、女がいたんでしょ、伯爵夫人なんでしょ、と詰め寄る。


警視総監スカルピアが追ってきて、トスカを罠にはめ、

カヴァラドッシの家に行くように勧める。


(そこでトスカ、ガヴァラドッシの家で彼とアンジェロッティを発見)


アンジェロッティの居場所を吐かせるため、カヴァラドッシはスカルピアの部下から拷問を受け、

トスカにカヴァラドッシの苦しむ声を聞かせ、トスカに言わせようとする。


トスカは耐え切れず居場所を言ってしまう。

その頃カヴァラドッシは拷問により気絶。

スカルピアはカヴァラドッシに死刑を宣告。

すがるトスカに対し、スカルピアはトスカの肉体を要求。

そうすれば偽の処刑にしてやると言う。

トスカは「これでトスカの接吻よ!」とスカルピアを刺し殺す。


その頃アンジェロッティは自殺する。

トスカはカヴァラドッシに銃は空砲であることを伝えるが、その銃には弾が入っていた・・・・。


そして絶望したトスカは塔から飛び降りて自殺する。



・・・・・という、主要登場人物4人 トスカ、カラヴァドッシ、スカルピア、アンジェロッティ(まあ彼は第1幕の最初しか出てこないけど)が全員死ぬという、悲惨極まりない悲劇。



であるのと、劇中ナポレオンの勝利の知らせが入ったりで

政治劇でもあると思います。


アンジェロッティは「政治犯」という設定ですし。



あとはそれ意外にも、嫉妬の悲劇でもあると思うのです。

実際にスカルピアの台詞にイアーゴーはハンカチを使用した、毒よまわれ、というようなものがあって

明らかに『オセロー』を意識しています。


ハンカチの代わりに使われるのは、伯爵夫人の紋章が入った扇

本当はこの扇は、アンジェロッティの妹である伯爵夫人が、アンジェロッティが女性に変装できるようにと女装用具一式、1幕の舞台となる教会に隠しておいたもののひとつ。


カヴァラドッシとアンジェロッティが逃げ出す時に一つだけ忘れたのが、この扇・・・・・。

なのですが、偶然それを見つけてしまったスカルピアによって、あの苺の刺しゅう模様の入ったハンカチに様変わりしてしまうわけです。


トスカに罪はないとはいえ、彼女の異常な嫉妬心が招いた結末であるとは言えるでしょう。


扇は、「カヴァラドッシがいたところに女の扇が!連れ込んだのね!!」と考えてもまぁ分かるけれど

なんせ彼女、恋人が描いていたマグダラのマリアの夫人に似た青い瞳にも嫉妬をし(笑)

自分の黒い瞳に書き換えろとまでいう人物ですから(笑)


それは愛情の裏返しでもあって、あまりにも激しすぎる愛情が悲劇を招く・・・・というスカルピアの言うとおりになってしまって。

まさかあんな「接吻」を受けるなんて、予想だにしていなかったでしょうけどね。





最後のトスカの身投げは、トスカ役がけがをしないようにと下にトランポリンを置いておいたら


トスカ飛び降りる → トランポリンでぽ~~ん → トスカ再び現れる(笑)


なんて笑えないことが起こったという逸話もありますが、

今回はトランポリンなんて使わず、まずトスカ飛び降りておりません。


トスカ役がさささと走り、見えなくなる・・・・という演出で、追いかけてきた兵士が下を覗きこむので

まあ、飛び降りたっていうのはわかるんだけど

ちょっと物足りないかな、ここ。



歌手たちで一番良かったのは、カヴァラドッシ役の人。その次はスカルピア役の人。

マイクなしでのあの声量。素晴らしいですね~。

タイトル・ロールのトスカはまあ普通かな、という感じでしたが、悪くはないかな。

日ごろ観ているのが超有名歌手ばかりだから(DVDとかで)というのが大きいでしょうね。



と言いつつも、全体的には満足です♪



ただ、オペラで退席・途中入場は厳禁だし、

カヴァラドッシ銃殺の直前で退席する人とかほんとやめようよ!ヽ( )`ε´( )ノ

一気に現実感が!!!





オペラのシーズンが始まるのは秋、というのもあるけれど

秋ってオペラ関係が色々ありますね~。


札幌のキタラというコンサートホールでは大体毎年300年近くの歴史を誇る、オーストリアの名門劇場(らしい)バーデン市劇場がやってきています。


去年は、ビゼーのカルメン。

私はどうもカルメンって原作もオペラも好きじゃないので、行きませんでしたが。


一昨年はプッチーニのラ・ボエーム。

これはものすごく行きたかったのですが、なんせ大学院入試があったので断念・・・・o(TωT )



で!来年はロッシーニのセヴィリアの理髪師が!!!


でもまた平日なのです~・・・。配属先が3月まで分からないのであれですが、

もし札幌勤務だったら、代休を取ってからチケット取ろうかと目論んでおります(*´∀`*)



★入浴剤★

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お風呂の恋しい季節ですね~~っ!


普段から研究の息抜きにと1日2回お風呂に入ることの多い私(・ω・)/


文学研究って作家のようなところがあって、急にひらめくことがあるのです。

ひらめかないといつまで経っても書けない。


私の場合、それがお風呂の中で本を読んでいる時なことが多くって。


ということで、研究の息抜きにはーとと、入浴剤の福袋を買ってみました!



゚:: *My Salad Days*::*-KIMG0131.JPG



どーーーん。


30袋+レビュー書いて2袋でした。


温泉系・ハーブ系・フルーツ系・あとはなんかよくわからない癒し系キャラのや、チョコレート風呂まで(笑)←1回入ってみたかったの!!


こういうのって安くて1袋100円、大体200円とか250円とかするから

32袋で1580円は激安♪

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これを買いました^^

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ほんとはこっちを買いたかったのだけれど、さすがに100袋は~・・・・と思ってやめました。

が!友達にプレゼントしてもいいし、

研修や出張が多い仕事だから袋状の入浴剤は有難いし・・・・

32袋を使い切ったら100袋を買ってしまうかもしれません(笑)



そろそろ修論も大詰め。中間発表までもう少し。

寂しいけど、友達と遊ぶのも控え、デートも当分お預けです。

彼も彼で仕事が今大変らしく、毎日日が変わってから帰宅らしいから、ちょうどいいのかもしれませんが^^


私はこの入浴剤を使って毎晩のご褒美にしたいと思います(●´ω`●)ゞ

図説 不潔の歴史 キャスリン・アシェンバーグ

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図説 不潔の歴史/原書房
¥3,360
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不潔の歴史、というか、衛生の歴史といったほうが正しいかな。


でも、絶対不潔の歴史の方が売れますよね。ええ。


思いっきり「図説」とありますけれども、これは図説とは呼べません。

図説って、図で説明するものでしょう?

おそらく10ページに1つ図があるかどうか、という状態。


ということはあれど、内容は面白いからまあ、よし!


「図説」がつくと=入門書 と思っちゃっていいと思いますが、

内容はなかなか専門的。

なのですが、注釈がないので専門書ではありません。


内容的には専門的なのだけれど、読みにくいというわけでは決してなく

全く衛生に対する知識がなくても大丈夫。

まあ、そんなないですよね、普通。


著者はアメリカ人なので(たぶん)、日本のお風呂についてこういう風に見るんだ、なんてことも知れて楽しい。


「古代ローマの人々にとっては、体をきれいにするのは社交の機会で、現代の日本人、トルコ人、フィンランド人にとっては依然としてそうなのだ。」


う――――ん。入浴=社交の機会 なのでしょうか?本当に?



「スキンシップという言葉は、いっしょに入浴することではぐくまれる親しい関係を好意的に示す、日本語の表現だ。」


え、そうなの?スキンシップ=和製英語ではありますが、これって入浴なの?

スキンシップの意味合いはなんか違うと思うけど・・・


「(続)日本では、同じ職場の人々が、就業中扱いの休息の一環で、集団で入浴することがよくある。」



これって、社員旅行・・・・ですよね?

ないよ、今時。


なんて突っ込みを入れるのも楽しみの一つ。


前半はご想像の通り、古代ローマがやや多め。


当時は石鹸ではなくストリギリスという金属のもので汚れをこすって落としていたのですが、

なんと、有名な運動選手や剣闘士は、このストリギリス掻き落とした汗とオイルと汚れを小瓶に入れてファンに売っていた・・・・・そうです。おえっΣ(゚д゚;)


さらに、それをクリーム代わりに顔に塗る女性もいたとか。(!!!!!)



浴場は単に汚れを落とす場所ではなく、不倫関係にある男女の密会の場所にもなっているそうで。

なんか想像ができません。



その後は皆様ご存知の通り、不潔の時代へ。

香水は体臭を隠すため。

毛穴から悪い黴菌が入ると考えられていた。。。というのは有名な話。

だから、逆に垢で毛穴が覆われていた方が安心できるわけですし。


17世紀を生きたルイ13世は、生後9ヵ月になって初めて櫛が通り、5歳になって初めてぬるま湯で足をあらわれ、産湯を使ったのは、なんと7歳になった時・・・・!



今と嗅覚が絶対に異なるんでしょうね・・・悶絶しそう。

歴史関連書によく出てくる逸話ですが、

マリ・ド・クレーヴのシュミーズの話も載っていました。


彼女が踊った後さっぱりしようとシュミーズを履き替えました。

それを控えの間に置いておくと、そこに偶然やってきたのはのちのアンリ3世アンジュー公。

彼女のシュミーズをうっかりタオルと間違え、それで顔を拭いてしまいました。

アンジュ―公、それで一目惚れならぬ一嗅ぎ惚れ。(キモチワルイ)


・・・・なんて話はほかにもあるようでして、

オーストラリアの娘に言い寄っていた若者は、踊っている間ハンカチを脇の下に忍ばせておいて

そのハンカチでほてらせた娘の顔を拭いてあげたそう・・・・・です。


おかしいのが、フェロモン臭に参ったのかなんなのか、娘はたちまちこの若者に夢中になったそうです。

やっぱり鼻、どうかしてるよ。






ところどころ文学が出てくるのが嬉しい限り。

まさかのシェイクスピアも登場。


ホメロスの『オデュッセイア』も登場。

そうですよね、確かにこの作品では入浴・・・っていうか、湯浴み?とにかく身体を清めるということが頻出していました。

やはり一番印象に残っているのは、帰ってきたオデュッセウス(老人版)が身体を洗ってもらう時に足の傷を見られて・・・・うんぬん、という箇所。


ううむ、衛生と言いますか、体の清め、入浴というのもちゃんと着目して読んだら面白そう。

文字通り「清める」のだから。

文学での雨や、川で泳ぐようなことは必ず意味があって、

身体の清めなんて、まさしくそうですもんねぇ。




驚いたのは、ハリエット・ビーチャー・ストウが出てきたこと。

奴隷制、南北戦争関係書には出てこないことが皆無な彼女ですが、

まさかこんな本に出てくるとは。

(ストウ夫人:『アンクル・トムの小屋』の作者。リンカンにあなたがこんなに大きな戦争を引き起こした小さなレディですね、みたいなことを言わせた人。個人的に、ストウ夫人もリンカンも好きじゃない。)


どうもハリエットとその姉妹は

なぜか豚の皮膚をこするとそのような効果があるのかという実験を行ったようで、

結論は、摩擦の刺激によって器官が活発に動くようになるため、こすった方はこすらないほうよりも餌を減らしたのに約15キロも体重が増えたから、


人間も肌の手入れをすると年間の食費が節約できる!


に至っています。


で、なぜ豚?というと、豚と人間の皮膚は似ている・・・・と思ったから、らしく。

まず、こういう実験するならば、同じ分量の餌にしないとだめだと思うの。



以下、読んでいて気になった本たち。


香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)/パトリック ジュースキント
¥770
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やっぱり?やっぱりこれは読むべき?


前々から読みたいとは思っていたんですよね、映画は見たし。あ、もちろん、アラン・リックマン目当てで。


あのラストのドン引きシーンがちょっと……嫌だったのですが、原作はどうなってるんだろ。



すばらしい新世界 (講談社文庫 は 20-1)/ハックスリー
¥650
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『テンペスト』の超有名なミランダの台詞からとられたタイトルの本書。

思いっきり皮肉なタイトルになってます・・・・・・ね。

でも、間違っちゃいないと思うんだよなぁ。『テンペスト』の世界も「すばらしき新世界」なんてものじゃないんだから。


これもまた、清潔すぎるユートピアを鋭く風刺したもの、とされているので

面白いかもしれません。


モーパッサン短篇集 モーパッサン

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モーパッサン短篇集 (ちくま文庫)/筑摩書房
¥840
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『女の一生』を読み、絵本の「ネックレス」を読み、お次はちくま文庫の短篇集。

すっごい好み~~~~~~~!!!!です。


やっぱり自然主義っていいよね!えぐみもあるけど、たまりません。

イギリスの自然主義よりも、アメリカの自然主義小説が好きで(特にドライサー)、フランスはアメリカの次かなぁと思っていましたが(もともと自然主義はフランスですが)


やっぱフランスもいいですね。ゾラ、読もうかな。『ナナ』しかまだ読んでいないし。


もう何度も書いていますが、私は短編っていうのがあまり好きではありません。

断然長編派です。特に大長編。

今までで1,2を争うほど好きな短編。

モームは大好きだけど、短編の名手と言われるヘミングウェイはそんなに・・・だしなぁ。

『女の一生』を読んだ限りでは、モーパッサンは短編の方が上手いですね。

彼の短編というのは、かなり独特で・・・・・名前を伏せて読んでも、すぐに分かってしまいそう。

短編で「引き込む」というのはページ数の関係で至難の業だと思うのだけれど、

モーパッサンはこれが非常に上手い。

長編だと下手したら2巻くらい頑張って読んで、そこでようやく面白くなってきた・・・・もあり得ますけど、

10ページくらいの短編だと、すぐに引き込まないとね。



三段落ちのようなものをつけてきて、こう来るかな、と思っていたらまさかの展開だったり

もしや・・・・・・え、まさかこんな展開じゃないでしょうねぇ、と思っていたら、まさかのその展開だったり(笑)

不思議なハラハラドキドキ感が味わえる短編です。


なかなかないと思うなぁ、こういうの。

そして展開が結構残酷で、救いがあるんだかないんだか。


人間の本質をどかんとぶつけてきます。

シュールと言ったらいいんだか、正直なんと表現していいんだか分かりません。


とにかく面白いから読んでみて、とだけ言いたい。

最後の1文のインパクトったら、ありません。


共通するテーマは

「あーあ、知らなきゃよかったのに!」
と・・・・・「死」。

「眠り椅子」「死者のかたわらで」「亡霊」のような本書の後半の
ダイレクトに死を扱っているものより、個人的には前半のほうが好みです。

なのでO・ヘンリーみたいな短編がお好きな方はだめだと思うけど、

ちょっと斜めに構えて読むには最適。

面白すぎる。癖になりそう。いや、もうなってますね。


少ないものは10ページしかない短編なのに、読み終わってからこれほどまでの余韻を残せる人ってなかなかいませんよ。

こういう余韻が残るものって本当は1日1作・・・・というようにしたいのですけれど、

困ったことに読み出したら止まらない。


20作品が収録されているのですが、特に好きなものを厳選すると・・・・


「みれん」:なぜ平仮名なのか気になる。原題どうなってるんだ。62歳になり、今までの人生なんにもしてこなかった、と急に考え出したおじさん。あの時ああしていたらどうなっていたんだろう。


「ざんげ」:なぜ平仮名なのか気になる。姉に尽くしつづけてきた妹の死の床。


「首飾り」:短編でおそらくもっとも有名なもの。かなり好き。これだけでも読んどきましょ。


「旅にて」:病気を抱えたある女性と、列車で出会った男性との物語。これは奥が深い。


「宝石」:また出た、宝石!なんですか、モーパッサンは好きですね、宝石。いや、書くのが好きなだけでむしろ嫌いなんでしょうね。いや、っていうか、宝石に代表されるもの・・・というか。これまた凄い話。知らなきゃ良かったのに、って話なんですが、こういうの大好き(笑)



モーパッサン短編集 (1) (新潮文庫 (モ-1-6))/新潮社
¥620
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モーパッサンの短編だけは手元に置いておきたいので、買おうと思います。

青柳瑞穂訳ってどうなんでしょ?

私はずーーっと女性だと思っていたのですが、ええっ、男性だっただなんて!Σ(゚д゚;)



モーパッサン短篇選 (岩波文庫)/岩波書店
¥756
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岩波の高山鉄男訳のほうがいいのかな?



モーパッサン短編集 (2) (新潮文庫)/新潮社
¥620

あ、でも、青柳訳のほうがいっぱい読めそうだし・・・・・

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モーパッサン短編集 (3) (新潮文庫 (モ-1-8))/新潮社
¥620
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しばらくモーパッサンに浸りたいと思いまーすっ(〃∇〃)

中間発表まで・・

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アメンバー限定公開記事です。

クオ・ワディス シェンキェーヴィチ

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クオ・ワディス〈上〉 (岩波文庫)/岩波書店
¥840
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むかーーし、ハイラさんにお勧めされた『クオ・ワディス』。

ごく最近先に映画を観てみて、「なんで私これを読まなかったの!!」

となったので(笑)

原作を読んでみました。

はい、面白いですね。普通に面白いです。
映画観てるんだから結末分かってるのに、手に汗握る展開。

映画は原作に忠実ですし、こちらも非常によく出来ているうえに

配役が完璧すぎ&美しすぎ なので、映画もお勧めです。

クォ・ヴァディス [DVD]/ロバート・テイラー,デボラ・カー
¥421
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映画と原作、どっちが先でもいいんじゃないかなぁ。
いずれにせよ、原作のみ、というのももったいないくらいよく出来ていました。

本書はポーランドの作家シェンキェーヴィチが書いたもので、彼はノーベル文学賞を受賞しています。

(ポーランド文学って、私きっと初めてだわ。)


って書くと硬そうで難しそうですが、いえいえ、歴史小説ながらエンタメっぽいところもあって・・・・

デュマとかお好きな方はいけると思いますよ。

舞台はネロの治世の古代ローマ。紀元後1世紀くらいですね。


あらすじをぱぱっと簡単に説明しますと、

ウィキニウスという男が、リギアというとある王の娘を愛すようになるんだけども、

彼女は実はキリスト教徒。

リギアを愛すあまり改宗しちゃうほど。色んな意味で彼はリギアに染まっていきます。



映画でもなんかいきなりウィキニウスはリギアに惚れてて、説明が足りないなぁ、なんて思ったのですが

原作がそうだったのですね。

一方、ウィキニウスの叔父ペトロニウスは、ネロの廷臣。


ネロを褒め称えているので、ネロのお気に入り。

これは史実でもそうなのですが、ネロはよく歌を歌っていて、このペトロニウスの褒め方が凄い。



ペトロニウスの手腕は大したもので、素晴らしき話術でネロのご機嫌をとり、自分の思うとおりにネロを誘導しています。この、暴君を手のひらで転がす感じがたまんない!!!



ペトロニウスは厭味ったらしく媚を売っている・・・・という感じでもなくって

なんとも魅力的な人物なんですよね。

民衆にも彼だけは好かれていた、というのは分かる気がする。


そして彼のロマンスのお相手・・・・・彼女がとにかく好きです、映画の時から。

ウィキニウス×リギア、よりも好きなんですよねぇ。


色々ありつつも、平和だったローマも中巻の中盤くらいから一変。(つまり本当に中盤ですね^^)


それも、ネロがトロイア落城の歌を歌った際に、私は都市が燃えるのをまだ見たことがない、なんてこと

を言いだすからいけないのです。

じゃあ、ローマを燃やせばいいじゃないか!私は世界のネロだ、ってことで

命令させてローマ、燃やしちゃいます。


これが紀元64年のローマ大火


史実ではべつにネロが指示をして火を放ったというわけではないらしくて

飽くまで説の一つ。

むしろ、ネロがあまりにも早く復興させたからこの噂が出たとかなんとか。


この『クオ・ワディス』では、自分で大火事にしたくせに

民衆が怒りだしたもんだから 困っちゃって

そうだ、キリスト教徒のせいにしよう! ということになり


キリスト教徒が大迫害を受けることになります。


史実でも、キリスト教徒のせいにされた・・・・というのは変わりないよう。

嫌ですね、今も昔も変わらない。


「カリグラも気ちがいじみていたが、ネロほどじゃなかったよ」


というのも、わかりますね・・・・・。



ペトロニウスは、人道的にも、また甥であるウィキニウスがキリスト教徒を愛していることを知っているため、ネロにこう反対します。



「つまりとうとう犠牲者が見つかったというわけですね。けっこうです!諸君は彼らを闘技場へ送り込むこともできるし、苦役の肌着を着せることもできます。それもまたけっこうです!

しかしわたくしの申すこともおききください。(略)なんでもお好きな責め苦を彼らにお与えなさい。

しかし、ローマを焼いたのは彼らでないとご自分に向かっておっしゃるだけの勇気をお持ちになってください! いやまったく! (略)

世界の支配者ネロ、神なるネロは、この地上でオリュンポスにおけるゼウスのごとき権力者であられたが故にローマを焼きたもうた。詩人ネロは詩を愛されるあまり、祖国の詩のために捧げたもうた!開闢以来これほどのことをなしとげた者はひとりもいない。これほどのことをなしとげる勇気を持っていた者はひとりもいない。(略)
そうなさってこそ、陛下をたたえる歌は世の終わりまでひびくことをやめないでありましょう。

陛下に比べればプリアモスがなんでしょう。アガメムノンがなんでしょう。アキレウスがなんでしょう。神々でさえなんでしょう。

ローマの火災がいい事であったかどうかはたいした問題ではありません。
それは偉大な、非凡なことなのでございます!



なんてことを言ってのけちゃうのですが・・・・・今回はさすがのペトロニウスでもだめでした。

それからは、彼の運命も変わっていきます。


キリスト教迫害の文学でもあるため、これまた一見難しそう・・・なのですが、

意外と知識がなくともいけます。

大学院でキリスト教の授業2つ取って学んだので、そこそこ知識は身に付けたつもり、なんだけれど人に教えられるレベルでは全くない中途半端な知識レベルの私でも

 (←独学じゃ限界があると思うんです、宗教って。)


それはそれで読んでいて面白いのだけれど、パウロやペテロが誰だか知らなくとも、

読んで新たに知る・・・・・というのでも、面白そうですし。


これは本書とは関係ないのですが、

キリスト教徒がローマで迫害された理由というのは、イエス・キリストという人物を信じていたから・・・・というわけではないのです。


ローマは多神教なので、別に1人くらい神が増えても構わない。

しかし、キリスト教はご存知の通り一神教。

ローマが信じている「神」を神として認めるなんてことはできません。


更にローマでは皇帝が神になったりもしますし、キリスト教徒は「皇帝万歳!」と言うことも出来ないんですって。だから迫害された、となんかの本で読みました。


タイトルの「クオ・ワディス」は、下巻の最後、ペトロの台詞から取られています。
「クオ・ワディス・ドミネ?」

ラテン語で、「主よ、どこへ行かれるのですか」。

この後、ペトロの運命が大きく変化するのです。

サテュリコン―古代ローマの諷刺小説 (岩波文庫)/岩波書店
¥987
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ちょっとね、内容が内容なので、嫌煙していたりする・・・・・『サテュリコン』。
ペトロニウスが作者です。
『クオ・ワディス』のペトロニウスがこれを書いたとはちょっと思えないな~と思うのですが、読んでみたらまた変わるかな?

ダッチさんは面白かったということなので、読んでみたいと思います。



クオ・ワディス〈中〉 (岩波文庫)/岩波書店
¥840
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クオ・ワディス〈下〉 (岩波文庫)/岩波書店
¥819
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クォ・ヴァディス [Blu-ray]/ロバート・テイラー,デボラ・カー,レオ・ゲン
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悲劇集 セネカ

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セネカ悲劇集〈1〉 (西洋古典叢書)/京都大学学術出版会
¥3,990
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ずっと読んでみたいと思っていた、セネカ。
例の如く、京都大学学術出版会の、西洋古典叢書です^^

2巻のほうが目当てだったのですが、一応1巻も読んどくか、ってことで
ちゃんと1→2巻で読みましたよ~。
やっぱね、セネカくらい読んどかないとね。

セネカ悲劇集〈2〉 (西洋古典叢書)/京都大学学術出版会
¥4,200
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1巻を読んでみた段階での結論はというと。うーん、つまんないね、っていうか
偉大なるギリシャの大詩人を超えられていませんね。
でした。

1巻は、セネカの悲劇『狂えるヘルクレス』、『トロイアの女たち』、『フェニキアの女たち』、『メデア』、『パエドラ』が収録されています。

古代のギリシャの叙事詩や悲劇やらはそれなりには読んでいるので、
それらと比較してみると・・・・・・劣っちゃうんですよ。
題材が被っているどころではなく、ソポクレスやらエウリピデスやらを基にして書いているわけで、必然的に比較しちゃうわけですね。

色々読んだエウリピデスの中でもやっぱり大傑作だと思うのは『メディア』。←レビュー有り

それと比較しちゃうとねぇ。
ちなみに、『狂えるヘラクレス』も、エウリピデスが基になっています。

『フェニキアの女たち』は、オイディプスが真実を知り、盲目になってからの話。
先日再読した、ソポクレスの『コロノスのオイディプス』と似たような感じ。

・・・・なのに、イオカステが出てきます。なんで?
なんで彼女、自殺してないの???

と疑問符が頭に浮かびます。あとでこの話は続きます。

さて、次に2巻目。

『オエディプス』、『アガメムノン』、『テュエステス』、『オエタ山上のヘルクレス』、『オクタウィア』の5作が収録されています。

さて。2巻になって、なぜか『オエディプス』。
なぜだ!
なぜこっちを1巻に入れなかったんだ!!

しかも、こっちでは、イオカステ、自殺してます・・・・・・・(´∀`)

なんだこの矛盾っ!

やっぱりですね、オイディプス王は断然、比較にもならないほどソポクレスの方がいいです。
ソポクレスも、別にすごーく面白いと思えるわけではなくって、説明的な台詞があまりにも多すぎて・・・なんですが、『オイディプス王』(レビュー有り)だけは格別ですから。


セネカ。エリザベス朝演劇に多大なる影響を与えた人です。
「セネカ流の流血悲劇」というのは、専門書やら論文やらでもんのすごい頻度で出てくる言葉。

「セネカ流の流血悲劇」なんて言うもんだから、
さぞ血なまぐさ~~い悲劇なんだろうなぁ、と思っていたのですが
あれ、全然大したことないぞ。

トマス・キッドの『スペインの悲劇』が特にセネカ流の~~と言及されていたりするのですが、
そうかなぁ、となんだか腑に落ちない。
クリストファー・マーロウとか、シェイクスピアも、かなりの影響を受けています。

10作読んでみて、一番いいと思えたのは
私の好みの題材等から考えて意外なことに『オエタ山頂のヘルクレス』。

ヘラクレスはある女に心を移しちゃって、ヘラクレスの妻ディアネイラが騙されて
ヘラクレスの服に、ネッソスの血を塗っちゃって→激痛 死ぬに死ねない→生きたまま焼いてもらう、のあれです。大分はしょりました。

読んでいてふと、思ったんだけれど
ヘラクレスって、ヘラの嫉妬に苦しめられて実の子を誤って殺しちゃいますよね。
それって、ヘラクレスとディアネイラの子じゃないの?
そういう過去があるならば、あそこまでディアネイラは苦しまないと思うのだけれど・・・
いや、「それでも」苦しんだのか?

これも、例の如くソポクレスの『トラキアの女たち』が基になっています。
出た、ソポクレス。
これも読んでいるけど、大して記憶にないってことは
これが唯一セネカの方が好きだと言える作品になりそうです。

って、そんなことよりも、衝撃的なのが
『オクタウィア』!!
セネカ唯一の歴史劇。
登場人物がですね、凄いんです。
まさかの暴君ネロ!もちろん、ネロの妻オクタウィア、そしてネロの愛人で後に2番目の妻となるポッパエア。そして・・・セネカ本人!!!

セネカはネロと同時代に生きたどころか、ネロの教育係だった人で、相談役。
だからそれは理解できるにしても、
サッカレーじゃないんだから、この時代の作品に作者本人が出てくるなんて、前代未聞。
って思っていたら、やっぱり解説でも指摘されていました。

えっ、セネカはネロと対話したり・・・するよね。どう発言するの?まさか暴君とか言わないでしょ?とめちゃくちゃ興味をそそられ読んでみると(笑)

あまりに長くなるので引用は控えますが、
セネカはネロに対してちょっとびくびくしつつ、
正しい方向へ正そうと奮闘している様子。でも、それが無理だと分かっている。
『クオ・ワディス』のペトロニウスのような話術は使っていません。

ネロの死までを扱っているので、もうこの段階で、素人でも「これはセネカが書いたんじゃないよね」となります。
だって、セネカ、ネロに自殺させられているので、書けるわけがない。
そもそもこんな内容を、ネロの存命中に書いて発表が出来るわけがない。


解説によると、「セネカ作と伝えられるけれども、どうやら本当の作者は別の人間ではないかと考えられている」そうで、他の専門書を読んでみても「別人作であると捉えるのが一般的」だそう。
そんなのド素人でも分かるんだけど、じゃあ、なぜここに収録されているの?
なぜセネカ作ってことになってるの? ってことが疑問です。
どっかにセネカ作、って書いてあった、ってオチなんでしょうが・・・・・

でも、これは誰がどう考えても別人作なことは明らかだと思うけどなぁ。

オイルと精油

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最近、フランキンセンス、ゼラニウム、ジンジャーのエッセンシャルオイルを買い足しました。


もともと母がエッセンシャルオイルをこよなく愛していて、

結構な量があるのですが、自分で買い足すようになったのはごく最近かなぁ。

相乗効果を狙って色々ブレンドしたりして、楽しんでいます。


フランキンセンスは最近テレビで取り上げられたとかで、なんかすごい人気になっていますね~。



一番好きなエッセンシャルオイルは、やっぱりファーム富田のラベンダー♪

ラベンダーの中でも、これが断トツでいい香りだと思います(*´∀`*)


あと、最近買い足したのがホホバオイルと、スイートアーモンドオイル。

長年馬油の愛用者で、朝晩ブースター代わりに使用しているのだけれど、


シンプルスキンケア/飛鳥新社
¥1,890
Amazon.co.jp
の影響を受けて(笑)

ホホバオイルって値上がりしましたよね。

無印のが有名ですが、1000円近くするのでネットで購入。


スイートアーモンドオイルは、顔とボディ用にしようかなと。

まだ使っていないので、楽しみです♪


前田京子氏。

スキンケア好きならばご存知な方が多いでしょう。



お風呂の愉しみ/飛鳥新社
¥1,575
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の著者で、手作り石けん・化粧品ブームの先駆者。
手作り石鹸、オイル、シンプルスキンケアと言えば、この方。
↑を読んで手作り石鹸を作りたくなったけれど、(ブロガーさんはご存知でしょうが、なんでも作りたくなるタイプ)
このレシピは、オイルを酸化させないように・・・敢えて熱を加えません。
だから完成までにかなり時間がかかる上(確か最短1か月。でもそれだとすぐ溶けるから、もっとかかる)
発泡スチロールのケースにずーーっと入れておかねばならないので
実家だと無理です! 邪魔です!
というわけで、精製水・グリセリン・エッセンシャルオイルのみで作れる化粧水や
オイル・シアバター・エッセンシャルオイルだけで作れるクリームとかを
作ってみようかな~~~と思っています。
バスソルトは作ったりしますが、あれは作ったというか混ぜただけですから。

前田京子氏のスキンケアのコンセプトは、

たっぷりの「水」、上質な「オイル」、天然の「花」。
3つのパワーをうまく使うことができれば、
つるつるすべすべの美しい肌は必ず作れます!


ということ。


オイルは1,2滴で充分!


どうしてもオイルってつけすぎてしまう理由として挙げられるのは


「だって、顔全体に伸ばすにはもっと要るじゃない!」


だと思います。


1滴でも顔全体に伸ばす方法として、手のひらのくぼみに化粧水を取り、その中にオイルを1滴落とす、

というものがあります。


これだと本当に1滴で伸ばせる!!と感嘆した記憶があります(笑)



実際・・・・・10代や20代前半からデパートの高級スキンケアを使っている人は
肌がきれい?
いえ、そんなことないんですよね。
むしろ、そのうち肌がボロボロになりそうで。
シンプルスキンケア メニューブック/飛鳥新社
¥1,680
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というわけで、

こっちを借りてきたのですが、

うーん・・・・写真が増えたのはいいけど

ページ数はあまりにも減りすぎてしまって

オイルの効能などは全然書いていないし

前の『シンプルスキンケア』のほうが断然オススメ。



やっぱりネロリのエッセンシャルオイルも欲しいな~~。

ネットの激安ショップでも、5000円くらいはするネロリ。

ローズはうちにあるけれど、やっぱり勿体ないヽ(;´ω`)ノ

・・・・と思ってしまうけれど、化粧水何本分にもなる、と考えると激安なんですよね。

まずは、ガラスの瓶と、ビーカーを探さねば。




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デジタルよりも、アナログです。

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久々のステーショナリー。一気に4つご紹介しちゃいたいと思います。



その1。

まず、来年度の手帳♪

私にしては珍しく、見に行ったその日に購入。


内定をいただいた日から、来年は手帳どうしようかなぁと思ったのですが(笑) ←気が早い

人事の方曰く、分厚い手帳をいただけるそうで、仕事ではそれを使用予定。


ってことで、プライベート用のはいつもよりも薄くて軽いものにしました♪

大学の予定等を書きこむ必要がなくなりますしね。



゚:: *My Salad Days*::*


ベージュがかった白のリサ&ガスパール。


黒のもあったのですが、今年のものが黒だったので・・・・


今までで一番薄いと思います。

厚さ、1センチ未満。




゚:: *My Salad Days*::*-KIMG0143.JPG


マンスリーがあって・・・・


゚:: *My Salad Days*::*-KIMG0144.JPG


ウィークリーは、まさかの2ページで1月分、という我ながら書くスペースのかなり少ない手帳。


でもきっと私のことだから職場にもプライベートの手帳は持っていくだろうし

薄くて軽いのがいいかなぁって♪


書くスペースが足りない時は、付箋をぺたぺた貼ってもいいしね。



その2。

モレスキン♪


゚:: *My Salad Days*::*



とっくにご紹介したつもりだったのですが・・・・・・


愛用している、モレスキン。

彼からの去年の誕生日プレゼントだったものなので、もう1年以上になっちゃいました。


モレスキンにはやっぱり万年筆!なので

万年筆で研究用ノートにしています。


発想をまとめる、というのではなくて

論文や専門書を読んで、特に忘れそうな、覚えておかねばならないことを記しておくような。



モレスキンって厚い割には軽いから好き。

ただ、もうちょっと大きめのサイズがあるといいんだけどな。

(既存の大きめサイズは大きすぎる)




その3。

万年筆♪


゚:: *My Salad Days*::*-KIMG0137.JPG


ここ で買おうか迷っている、と書いた万年筆。

結局2本目の万年筆として、パイロットのカスタム74にしましたお花☆


国産文房具メーカーだと、一番好きなパイロット。

実は、去年エントリーして、文系院生は要らん、とエントリーすら拒否してきた会社だったりしますが(笑)


好きなんですよねぇ、パイロットって。

゚:: *My Salad Days*::*-KIMG0135.JPG


ペン先は、もちろん金。


1本目の万年筆はステンレス製だったので、金のものと比べてみると・・・・

書き味、疲れにくさ、書きやすさ、などが全っ然!違います。

10倍は違うよと言いたいくらい。


初めての万年筆はラミーなどのステンレスのものを使われる方が多いけれど

やっぱり断然金!!!

だなと強く思いました。


金って柔らかいですからね。


このカスタム74のボディは軽めで、持ち歩きにも楽です。





その4。

鉛筆♪


゚:: *My Salad Days*::*-KIMG0133.JPG



そういやブログには初登場の鉛筆。

上から、ファーバーカステル、伊東屋オリジナル商品の一つ、イートンペンシル×2、ステッドラー。


この3つは文具関連書のお馴染み。

イートンペンシルは勿論伊東屋でしか売っていないのですが、

海外モノ鉛筆って巨大な文具店でもなかなか売っていなくてね、全て伊東屋で購入。


一番のお気に入りはステッドラーです。

どれも同じ2Bでも、芯の柔らかさが絶妙。


因みに、鉛筆削りはもちろんKUMのもの。素晴らしい削り加減!



鉛筆は、コピー用紙や、それよりもちょっとざらざらした紙との相性が最高なので

ちょっと家計簿をつけたりする時や

研究でアイディアを出す時、まとめる時などに愛用しています。



うちの母はもう完全にスマホが手帳代わりなので、

「なぜ今時万年筆に鉛筆・・・・・・・」と呆れていますが、


アナログにはアナログの良さがあるよねっ!

近距離恋愛 (2008)

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近距離恋愛 [DVD]/パトリック・デンプシー,ミシェル・モナハン,シドニー・ポラック
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久々の映画レビュー。

鑑賞メーター(ブログ左側に貼っています)には感想を書いているのだけれど、

それ以上書きたくなるような映画がなかなかなくて・・・・・。

先日、テレビでやっていた映画です。

トム(パトリック・デンプシー)ハンナ(ミシェル・モナハン)は、学生時代からの友達。

ある日、ハンナが名画の買い付けのため6週間スコットランドに行くことに。

ハンナはスコットランドでコリン(ケヴィン・マクキッド)と出会い、ただちに恋に落ちた。

2人はすぐに婚約を済ませ、2週間後にスコットランドで挙式をすると聞き、トムは驚く。

そんな時に気付いてしまう、ハンナへの恋心。

ハンナはトムにブライズメイドになってほしいと頼み、トムはそれを承諾し、

ハンナを取り戻す決心をする・・・・・という花嫁奪還ストーリー。

あらすじはまあ、悪くはないと思うのです。

いつもハンナと過ごしていた日曜日。トムは、別の女の子と過ごしてみる。どこかしっくりこない。

それで自分の気持ちに気付くってことはあると思うんです。



ただ、前半はまあいいにしても、後半が問題。


何がダメなのかな、と思って考えてみたのですが

まず、スコットランドをばかにしすぎなこと。

観てて不快なほどに。



次に、コリンがあまりにもいい男なこと。


不自然なほど、彼の欠点が描かれていない。

もう最初っから分かりきったことですが、ハンナは最終的にトムを選びます。

この映画はトム側から描いているから仕方ない面もありますが、

ハンナ側の心情があまりにも描かれていないため

なぜハンナはトムを選んだのかが????なのです。

もちろん、理由があるから好きになる、なんて思ってませんよ。

思っていませんが、それでも、文学作品や映画ってそれを描けないと全く説得力がないから。

それか、描かないならば魂が共鳴するほどの恋を描いてくれないと。

それに加えて・・・・

トムとハンナ以外の人たちが気になってしょうがないこと。


コリンがあまりにも完璧過ぎたので、


トムとハンナ、ようやく結ばれたね、おめでとう!!

なんて気持ちにこれっぽっちもなれません。



これは映画なんだ、と言ってしまえばそれまでなんですが

今回の場合、あまりにもスコットランドで花嫁のお披露目がされてしまっていたこともあって


更に、コリンには爵位もあることも相まって、今後どうするんだろう、コリンは今後誰かいい人と結婚するんだろうけど、今回の事件についてなんて説明するんだろう、名家に泥を塗ってるんですよ、ハンナ。ああかわいそうなコリン。とその親戚・・・。


なんて、周りへの同情を禁じ得ない・・・・・。


花嫁奪還、なんて現実的にはあり得ない、いえ、現実にあることはあるのでしょうが

したくたって、やらないでしょ、普通。


だからこんなこと気にしてしまうのはおかしいのですが、

他の花嫁奪還モノはこんなこと気にならないんですよね。



ってことは、やっぱり・・・・・描き方が悪かったのではないかと。


後味がとても悪く感じてしまった、という方はやはり多かったようですね(´・ω・`)



ヒーロー&ヒロインの年代になって、

この映画を「わあ、素敵!あこがれる!」なんて、思いたくないし・・・・


こんな風に現実的に考えてしまう前、中学生くらいまでならいいのかな・・・・・と思いますが・・・・


と、ぼろくそに書きましたが、結構ぼろくそに言われてるらしい主演二人は別に悪いとは思いませんでしたし、音楽の使い方もいいんじゃないかな。
(ただ、どうも使い方が皮肉めいたものだったらしいですが、そこは理解できず)

ただ、ブライズ・メイド以前に男友達に初夜の下着姿(候補)を見せるかなぁ???

ラブコメってあんまりパターン作れないし、95%くらいの確率で誰と誰がくっつくかなんて分かるし、作るの難しいんでしょうねぇ・・・・。
でも、それにしたって、ラブコメのクオリティって落ちすぎじゃないかな?

オードリー・ヘップバーンやマリリン・モンローらの時代が懐かしい。

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本作とは逆パターンとなるものの、名作だと思うのはこちら


ジュリアン(ジュリア・ロバーツ)が密かに恋していた仲のいい男友達が、キモー(キャメロン・ディアス)と結婚することになった、というもの。

これはよく出来てるんですよね。

結末にもひと捻りあって好き。

 

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脂肪のかたまり モーパッサン

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脂肪のかたまり (岩波文庫)/岩波書店
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脂肪の塊・テリエ館 (新潮文庫)/新潮社
¥389
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↑のよう、新潮と岩波で出ています。
この2冊、どっちがいいかなぁ、どっちか買いたいし・・・・
いつもアマゾンでしか買わないし(絶版のものが多いというのも大きい)
専門書でもなく、せっかく文庫なんだから
どっちかを買おう♪

と、三省堂に行ったのが数週間前。
結構大きめの店舗なのに、どっちもないんですね!!!!Σ(゚д゚;)
岩波と新潮文庫でない、って。
もうほんと、実店舗で本を買うってなくなりそう・・・・

ということで、結局図書館になりました。。。。

まず、読んだのは岩波文庫。高山鉄男訳です。
読んでみてなかなか気に入り、すぐに新潮文庫の青柳瑞穂訳で再読。
こちらには「テリエ館」も収録されていますが・・・・
訳は、断然岩波の方が良し。


脂肪のかたまり。以下、ネタバレありますのでご注意を。

内容は全く知らず、タイトルだけ知っていたという状態で

勝手に、脂肪ぶよぶよで油ギッシュな三重顎なオジサマを想像しておりました。

タイトルの付け方からして、モーパッサンらしい皮肉がたっぷりつまった話なんだろうなぁとは思っていましたが・・・・

人間の愚かさ、醜さ、戦争の馬鹿らしさなどをめいっぱい描いた傑作でした。
特に、「醜さ」がポイント。

私は文学作品に描かれる人間の醜さや愚かさ、嫉妬などがかなり好きなので
思いっきりストライクゾーンでした。

脂肪の塊っていうのは、
作品中に登場する売春婦のあだ名。

Boule de suif (直訳 脂肪のかたまり) は全体で「売春婦」という意味らしいですね。

舞台は、1870年代。
普仏戦争でプロシア軍に占領されたルアン市を抜け出し、ディエップに向かう10人の人々の6日にわたる旅を描いたもの。

なかなか目的地に着かず、腹が減って仕方ない乗客たちは脂肪の塊、こと娼婦ブール・ド・シュイフに弁当を分けてもらう。
なんとか宿に着くも、プロシャ士官によって足止めを食らい、出発が出来ない。
もしや監禁されるんじゃないのか、ゆるされるんじゃいのか、と脅えているが

実は、プロシャ士官は娼婦ブール・ド・シュイフに目をつけ、
彼女と同衾しないことには一同を出発させないことにする。

一同、言葉巧みに身を任せることを勧め、何とか出発できるようになる。

目的地に向かう途中、昼食の時間となり
娼婦ブール・ド・シュイフのみが弁当を持ってきていない。
誰も彼女に食べ物を分け与えず、嫌悪感をあらわにし、疎んじる、という話です。

この10人の中に、修道女がいるというのが衝撃的。
もう、終わってますよね・・・・・。

ヴァージニア・ウルフは、人生は1日で表現できるとして『ダロウェイ夫人』を書きましたが、
モーパッサンは、6日という時間はあるものの、さまざまな階層の人間を馬車に詰め込み、社会の縮図を表わしきりました。


弁当が前半と後半に2度も出てくるところが、「いかにも」で
だーーれでも気づける仕組みになってるのがちょっと面白くないな・・・直接的過ぎるな・・・
なんてのもあるのですが、
恩を仇で返すというのがよく伝わる結末ではありますね。

この最後の態度は問題だけれど、
娼婦なんだから、お客を選べる立場じゃないんだから、さっさと身を任せればいいじゃないか

と思うのはごく当然の心情だと思います。
それは、誰だってそう思うんじゃない?

それは差別というよりも、それが現実。
ただ、娼婦って必要悪だけどね・・・・。

じゃあ、なぜ彼女は何が何でも嫌だと思ったのか、というと
愛国心ゆえ。
あるエピソードを聞いても、10人中、彼女が最も勇敢で愛国心があって。

娼婦なんだから、相手は誰でも同じじゃないの。
とは、いかないわけです。
・・・・となると、やっぱりこれは差別なんじゃないのか。

こういう話は、『風と共に去りぬ』を思い出しますね。
ベルはスカーレットよりもよっぽど愛国心を持っていたと思うけれど・・・・・。
残念ながら、本作にはメラニーのような人物は登場しません。

本作は反戦ものにもなっていて
侵略戦争と、聖戦の違いについても触れている箇所があります。
これは、おっしゃる通り。

どうも、モーパッサン自身が普仏戦争に参加したそうで・・・・思うことが色々あったのでしょうね。
彼は戦争ものの短編も多く残しているらしいので、それも近々読んでみるつもり。


この作品は、師フローベールも大絶賛したそう。
読書メーター等の評判もすこぶる良いし、
現代の一般読者からの評判も上々なようですね。
(現代の批評家は知らないけど)

私はモーパッサンの方がフローベールよりも好きです。

こういう長さの作品って、中編かなぁと個人的には思っていたのですが
岩波では短編
新潮では中編、ってことになっていて どっち???となりました。

いや、もちろん、明確な基準はないんだろうけど
80ページくらいから中編な感じがして。

本当一体どんな風に決められているんでしょうねー。
中編は「」なのか、『』なのかどっちなのかがいまいちわからなかったのですが
中編小説と見なしている新潮文庫の解説では『』でしたので
おそらく『』なんだと!


中間発表が終わりました!!!

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院生の山場、中間発表。


がっ!ついに!終わりましたぁぁぁぁ・°・(ノД`)・°・


ここのところ毎週発表し、レジュメも読み上げ原稿も5回くらい作り直し、ゼミ内で2回リハーサルをしての中間発表。


私はそんな緊張をするタイプではなくて、最終面接ですら別に緊張しなかったのですが

さすがに中間発表は~・・・・もう、心臓バックバクだし

自分の前の人の発表は正直、何も聞けていない状態。

でも、結構(いや、かなり)本番には強いです(笑)


一番この先生に突っ込まれるかなぁ、という先生に

「よく勉強しているね」と褒めていただけましたーーーー! 


ああもう、半端ない達成感。


あとはもう、ひたすら書くだけ!


参考文献は今のところ、260ちょっと。

あと3か月あるので、確実に300はいけそうです。

一見多そうに見えるけれど、院生なんだから毎日1本は専門書なり論文なり読んでないと研究にならないし

500くらいいきたかったけどね・・・・・(´・ω・`)


さすが、シェイクスピアだけあって

日本語文献だけでも山ほどあり

日本語文献だけでも読み切ることは不可能です・・・・。

私が扱うのは、マイナーな作品なんですが、それでも。

(作品名は伏せています)




10月はほんとーーーに忙しかったです、

彼にも友達にも、本当に誰にも会ってない(´∀`)


週休二日で、プライベートと仕事がしっかりと分かれている社会人が

羨ましくて仕方なくなる時もある、大学院生。


残業が多い、きつい、って言ったって

休みがあるだけいいじゃないか!!!!

こっちは風呂の中でも研究してるんだ!!!


と内心言いたくなることが多々あります(笑)

と言っても、所詮まだ社会に出てない人間なので、自分が社会人になったらまた変わると思いますけどね^^

でも、これだけ好きなことを出来るってしあわせなことですよねニコニコ



明日は超久々!!の完・全・オフです!ばんざい!






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映画/オペラ 索引

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シェイクスピアのBBCドラマ、オペラ、海外ドラマ、劇団四季DVDもこちらに入っています。


本のレビューのところにも映画のレビューが一緒になっていることもありますのでご了承ください。


MOVIE & OPERA


あ行

アーネスト式プロポーズ

哀愁

愛を読むひと

アウェイ・フロム・ハー

青い鳥

悪女

あなたが寝てる間に・・

あなたに降る夢

アビエイター

嵐が丘 (ローレンス・オリヴィエ版)

嵐が丘 (レイフ・ファインズ版)

あらしのよるに

アラジン

アルマゲドン

アンナ・カレニナ (グレタ・ガルボ主演)

アンナ・カレニナ (ヴィヴィアン・リー主演)

アンナ・ボレーナ ドニゼッティ ~METライブビューイング

イヴの総て

いつか晴れた日に

イングリッシュ・ペイシェント

ウエストサイド・ストーリー

ヴェニスの商人

ヴェニスの商人 劇団四季

ウォーク・ザ・ライン

ウォーク・トゥ・リメンバー

ウォーリー

麗しのサブリナ

エドワードⅡ

エバー・アフター

エビータ

エマ

エリザベス:ゴールデン・エイジ

エリン・ブロコビッチ

エレジー

お熱いのがお好き

王子と踊り子

王妃マルゴ

大いなる遺産

奥さまは魔女

お買いもの中毒な私!

おしゃれ泥棒

オズの魔法使い

オセロ (オーソン・ウェルズ版)

オセロー (BBC)

オテロ (ヴェルディ)

オペラ座の怪人

オペラ座の怪人 (劇団四季完全吹き替え版)




か行

カーズ

カールじいさんの空飛ぶ家

カヴァレリア・ルスティカーナ マスカーニ

画家と庭師とカンパーニュ

カッコーの巣の上で

カポーティ

仮面の男

カラーパープル

から騒ぎ (ケネス・ブラナー版)

から騒ぎ (BBC)

華麗なるギャツビー

帰郷

キス&キル

キッド

きみがぼくを見つけた日

近距離恋愛

クィーン

グッド・ウィル・ハンティング

グッドナイト・ムーン

クララ・シューマン 愛の協奏曲

グラン・トリノ

クルーシブル

クルーレス

クレイマー、クレイマー

恋はデジャ・ブ

恋におちたシェイクスピア

恋におちて

高慢と偏見 (BBC)

コーラスライン

コーリング

コールド・マウンテン

告白

ココ・シャネル

ゴシップ・ガール

ゴッドファーザー

ゴッドファーザー PARTⅡ

ゴッドファーザー PARTⅢ

コジ・ファン・トゥッテ モーツァルト




さ行

サーカス

サブリナ

ザ・マジックアワー

サロメ

しあわせの隠れ場所

幸せのちから

幸せになるための27のドレス

ジェイン・オースティン 秘められた恋

四月の雪

ジキル&ハイド

シャーロットのおくりもの

シャレード

ジャンニ・スキッキ プッチーニ

終着駅 トルストイ最後の旅

十二夜 (トレヴァー・ナン)

十二夜 (BBC)

ジュリア

ジュリー&ジュリア

ジュリエットからの手紙

ショーシャンクの空に

ジョー・ブラックをよろしく

娼婦ベロニカ

親愛なるきみへ

紳士協定

真珠の耳飾りの少女

シンデレラ ロッシーニ

シンベリン (BBC)

スウィート・ノベンバー

スタンド・バイ・ミー

スライディング・ドア

スラムドッグ$ミリオネア

セヴィリアの理髪師 ロッシーニ

世界で一番パパが好き!

ソーシャル・ネットワーク

その名にちなんで

それでも恋するバルセロナ

そんな彼なら捨てちゃえば?




た行

タイタス

タイタス・アンドロニカス (BBC)

誰が為に鐘は鳴る

旅するジーンズと19歳の旅立ち

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

チャーリーとチョコレート工場

チャーリーと14人のキッズ

蝶々夫人

つぐない

デビッド・コパーフィールド (BBC)

デンジャラス・ビューティー

トイ・ストーリー3

テンペスト

時計じかけのオレンジ

トスカ プッチーニ バーデン市劇場  

トスカーナの休日

トリスタンとイゾルデ

トロイ

トロイの秘宝を追え!

ドン・ジョヴァンニ

ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い




な行

眺めのいい部屋

肉体の悪魔

ニュー・シネマ・パラダイス

ノーサンガー・アベイ

ノッティング・ヒルの恋人




は行

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々

白鳥の湖

ハッピーフライト

ハムレット ケネス・ブラナー版

ハムレット ローレンス・オリヴィエ版

ハムレット (BBC)

ばらの騎士  リヒャルト・シュトラウス

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2

ハリー・ポッターと謎のプリンス

ハロー・ドーリー!

ヒア アフター

ヒース・レジャーの恋のからさわぎ

フィデリオ ベートーヴェン

フィラデルフィア

ひまわり

ブーリン家の姉妹

復活

冬物語 (BBC)

陽のあたる場所

プライドと偏見

ブリジット・ジョーンズの日記

プリティ・ウーマン

プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング

昼下がりの情事

ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢

ヘアスプレー

ペーパー・チェイス

ベオウルフ/呪われし勇者

ベスト・フレンズ・ウエディング

ペネロピ

ベン・ハー

ヘンリー五世 ローレンス・オリヴィエ

ヘンリー五世 ケネス・ブラナー

僕の彼女を紹介します

ボディガード

ホリデイ

ボルベール〈帰郷〉




ま行

マーティ

マイ・ブルーベリー・ナイツ

マグノリアの花たち

マクベス

魔笛 モーツァルト

魔笛 (ケネス・ブラナー映画)

マノン・レスコー

ママの遺したラヴソング

マンスフィールド・パーク

マンマ・ミーア

ミス・ポター

南十字星 劇団四季

ミニヴァー夫人

ムーラン・ルージュ

メイド・イン・マンハッタン

マリー・アントワネット

メッセージ・イン・ア・ボトル

メグ・ライアンの男と女の取扱説明書

めぐりあう時間たち

めぐり逢えたら

モダン・ミリー

モナリザ・スマイル

モンテ・クリスト伯


や行

ユー・ガット・メール

善き人のためのソナタ

欲望という名の電車


ら行

ライムライト

ラスト・オブ・モヒカン

ラブ・アクチュアリー

ラブソングができるまで

ラブリー・ボーン

ラ・ボエーム

リア王

理想の彼氏

理想の女(ひと)

リチャードを探して

レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート

ロビン・フッド

ロミオ&ジュリエット


わ行

ワーキング・ガール

わが命つきるとも

私がクマにキレた理由

わたしを離さないで




数字・アルファベット

2番目のキス

25年目のキス

50回目のファースト・キス

(500)日のサマー

10日間で男を上手にフル方法

Gガール 破壊的な彼女

La Traviata (椿姫) ヴェルディ

O(オー)

Queen Victoria 至上の恋

RENT/レント





本 索引 な行~

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BOOK な行~


な行

波 ヴァージニア・ウルフ

肉体の悪魔 ラディゲ

二都物語 チャールズ・ディケンズ

二歩進んだシェイクスピア講義 ショーン・マッケヴォイ

日本語必笑講座 清水義範

人間の土地 サン・テクジュペリ

ノーサンガー・アビー ジェイン・オースティン






は行

パーティプランナー ローレン・ワイズバーガー

バートン版 千夜一夜物語

蝿の王 ウィリアム・ゴールディング

ハプスブルク文化紀行 倉田稔

ハックルベリー・フィンの冒険 マーク・トウェイン

パミラ サミュエル・リチャードソン

ハリー・ポッター前夜祭

ハリー・ポッターと炎のゴブレット J.K.ローリング

ハリー・ポッターの世界がわかる本―これさえあれば、10倍楽しい! ローレン・シャノン

パリの虐殺・エドワード二世 クリストファー・マーロウ

パリの本屋さん ジュウ・ドゥ・ポゥム

阪急電車 有川浩

ヒースクリフは殺人犯か? ジョン・サザーランド

“ピーターラビット”の生みの親ミス・ポターの夢をあきらめない人生 伝農浩子

ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』を読む 神原正明

ピエロの赤い鼻 ミシェル・カン

ピグマリオン バーナード・ショー

悲劇集 セネカ

筆記用具のイギリス文学 小林順、吉田秀生

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 福田和也

人はなんで生きるか レフ・トルストイ

ひと晩5冊の本が速読できる方法 橘遵

暇がないから読書ができる 鹿島茂

百年の誤読 海外文学編 岡野 宏文、豊崎 由美

ファニー・ヒル 快楽の女の回想 ジョン・クリーランド

ブーリン家の姉妹 フィリッパ・グレゴリー

ブーリン家の姉妹2 愛憎の王冠 フィリッパ・グレゴリー

ブーリン家の姉妹3 宮廷の愛人 フィリッパ・グレゴリー

ブーリン家の姉妹4 悪しき遺産 フィリッパ・グレゴリー

フィガロの結婚 カロン・ド・ボーマルシェ

フィネガンズ・ウェイク ジェイムズ・ジョイス

フォースタス博士 クリストファー・マーロウ

緋文字 ナサニエル・ホーソーン

深読みシェイクスピア 松岡和子

不朽の名作が身近な名作に 映画のオリジナルとリメイクを楽しむ ヒバ アリ アーヴィン

武器よさらば アーネスト・ヘミングウェイ

服飾の歴史をたどる世界地図 辻原康夫

ふしぎなキリスト教 橋爪大三郎、大澤真幸

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か 米原万里

復活 レフ・トルストイ

フランケンシュタイン メアリー・シェリー

プルタークの物語 阿刀田高

ブロードウェイ 夢と戦いの日々 高良結香

文学研究という不幸 小谷野敦

文学部唯野教授 筒井康隆

文庫本雑学ノート 文庫がボクをつかんで放さない 岡崎武志

分別と多感 ジェイン・オースティン

日の名残り カズオ・イシグロ

プラダを着た悪魔 ローレン・ワイズバーガー

フランス文学 名作と主人公 加藤民男編

不良のための読書術 永江朗

プリンセス・ダイアリー メグ・キャボット

フレンズ・ツリー アン・ブラッシェアーズ

文学の墓場 20世紀文学の最終目録 フレデリック・ベグベデ

ベーオウルフ

へそ曲がりの大英帝国 新井潤美

ヘッセの読書術 ヘルマン・ヘッセ

変身物語 オウィディウス

ヘンリー八世の六人の妃 アントーニア・フレイザー

ボヴァリー夫人 フローベール

ぼくの国、パパの国 アユーブ・カーン=ディン

星の王子さま サン・テグジュペリ

ホメロスを楽しむために 阿刀田高

本棚が見たい! 川本武

翻訳文学ブックカフェ 新元良一

翻訳文学ブックカフェⅡ 新元良一

翻訳のココロ 鴻巣友季子

本を読む本 M.J.アドラー




ま行

まことに残念ですが…―不朽の名作への「不採用通知」160選 アンドレ・バーナード

まじめが肝心 オスカー・ワイルド

マノン・レスコー アベ・プレヴォー

マディソン郡の橋 終楽章 ロバート・ジェームズ・ウォラー

マルタ島のユダヤ人 クリストファー・マーロウ

マンガギリシャ神話 里中満智子

マンスフィールド・パーク ジェイン・オースティン

マンドラーゴラ ニッコロ・マキャベリ

ミッキーマウスの憂鬱 松岡圭祐

息子と恋人 D. H. ロレンス

メアリー・スチュアート アレクサンドル・デュマ

名作英文学を読み直す 山本史郎

メディア エウリピデス

もう一度泣きたい!!―ビデオで見る泣ける映画ベスト100 横森 文、米田 由美

モーパッサン短篇集 モーパッサン

もし僕らのことばがウィスキーであったなら 村上春樹

物語オセロー (シェイクスピア・ジュニア文学館 7) 小田島雄志




や行

やさしいダンテ <神曲> 阿刀田高

やけたトタン屋根の上の猫 テネシー・ウィリアムズ

野生の叫び声 ジャック・ロンドン

夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 カズオ・イシグロ

やっぱり欲しい 文房具 ~ステイショナリー評論家がえらんだ普段使いの傑作たち~ 土橋正

ゆうき式逆転発想勉強術ー「勉強したくない!」を活用する ゆうきゆう

夢みるピーターの七つの冒険 イアン・マキューアン

幼年時代 トルストイ

妖精の女王 エドマンド・スペンサー

ヨーロッパ人の奇妙なしぐさ ピーター・コレット

欲望という名の電車 テネシー・ウィリアムズ

読まずにわかる!シェイクスピア




ら行

ラスト・ソング ニコラス・スパークス

ラブ・ストーリィ エリック・シーガル

ランジェ公爵夫人 バルザック

リアとトルストイと道化 ジョージ・オーウェル

理想の結婚 オスカー・ワイルド

リチャード三世を愛した女 ジーン・プレイディー

旅行者の朝食 米原万里

るつぼ アーサー・ミラー

冷血 トルーマン・カポーティ

レット・バトラー ドナルド・マッケイグ

レ・ミゼラブル ヴィクトル・ユゴー

「レ・ミゼラブル」百六景 鹿島茂

恋愛指南 アルス・アマトリア オウィディウス

老人と海 アーネスト・ヘミングウェイ

朗読者 ベルンハルト・シュリンク

ロウミアスとジューリエット アーサー・ブルック

ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ トム・ストッパード

ロシア文学 名作と主人公 水野忠夫編

ロストブックス 未刊の世界文学案内 スチュアート・ケリー

ロリータ ナボコフ



わ行

ワーニャ伯父さん チェーホフ

わいんのある12ヶ月 高橋雅子

若きウェルテルの悩み ゲーテ

私の世界文学案内 物語の隠れた小径へ 渡辺京二

わたしを離さないで カズオ・イシグロ

我らが共通の友 チャールズ・ディケンズ





数字・アルファベット

「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55 古市幸雄

2度目からのロンドン・ガイド 石井理恵子、キアラン・ミーク、横山明美

CLIFFS NOTES on Shakespeare's OTHELLO

I型自分の説明書 Jamais Jamais

STATIONERY HACKS! 土橋正、小山龍介

The "Big Read": The Book of Books

TOEICテスト「正解」のたねあかし 高橋基治

P.S.アイラヴユー セシリア・アハーン




本 索引 あ行~た行

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BOOK あ行~た


あ行

アーサー王物語 トマス・マロリー

愛蔵版 ピーターラビット全おはなし集 ビアトリクス・ポター

アエネーイス ウェルギリウス

青い鳥 重松清

赤ずきん サラ・ブレイクリー・カートライト

赤と黒 スタンダール

悪女入門 ファム・ファタル恋愛論 鹿島茂

朝ごはんの献立 飯島奈美

あなたの知らないガリバー旅行記 阿刀田高

危ない食卓 十九世紀イギリス文学にみる食と毒 横山茂雄

「アメリカ社会」入門―英国人ニューヨークに住む コリン・ジョイス

アメリカ文学 名作と主人公 北山克彦編

アメリカの悲劇 セオドア・ドライサー

嵐が丘 エミリ・ブロンテ

「あらすじ」と「読みどころ」世界の「名著」50 轡田隆史

アラバマ物語 ハーパー・リー

アラビアンナイトを楽しむために 阿刀田高

アレックスと私 アイリーン・M・ペパーバーグ

アンクル・トムの小屋 ストウ

アンナ・カレーニナ トルストイ

イギリス式結婚狂騒曲 駆け落ちは馬車に乗って 岩田託子

イギリス人の患者 マイケル・オンダーチェ

イギリスの窓文化 三谷康之

イギリス文学 名作と主人公

イソップを知っていますか 阿刀田高

“衣裳”で読むイギリス小説―装いの変容 久守和子、窪田憲子編

偉大なる敗北者たち メアリ・スチュアートからゲバラ ヴォルフ・シュナイダー

イリアス ホメロス

イリアス トロイアで戦った英雄たちの物語 アレッサンドロ・バリッコ

イワン・イリイチの死 トルストイ

イワンのばか/人には多くの土地がいるか トルストイ

ヴィクトリアン・サーヴァント ―階下の世界― パメラ・ホーン

ウィンダミア卿夫人の扇 オスカー・ワイルド

映画で学ぶアメリカ文化―映画を見ればアメリカが解る 八尋春海

映画で楽しむアメリカ文学 野口 健司

映画で楽しむイギリスの歴史 吉田徹夫、高瀬文広、村里好俊

映画で楽しむイギリス文学 吉田徹夫、村里好俊、八尋 春海

映画でワイン・レッスン 青木冨美子

映画の中のオペラ 中野京子

映画を通して知るイギリス王室史―歴史・文化・表象 宮北惠子、平林美都子

英国の文学 吉田健一

英国メイド マーガレットの回想 マーガレット・パウエル

英国レディになる方法 岩田託子、川端有子

越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 越前敏弥

エドウィン・ドルードの失踪 ピーター・ローランド

エマ ジェイン・オースティン

エルナニ ユゴー

オイディプス王 ソポクレス

王子と乞食 マーク・トウェイン

嘔吐 サルトル

王妃アン・ブリンの秘密の日記 ロビン・マックスウェル

王妃の首飾り アレクサンドル・デュマ

お菓子とビール サマセット・モーム

遅い男 J. M. クッツェー

夫が多すぎて サマセット・モーム

オデュッセイア ホメロス

大人のアスペルガー症候群

大人のための世界の名著必読書50 木原武一

オフィーリア ジェレミー・トラフォード

オペラ入門 堀内修

オペラの楽しみ方完全ガイド 江森一夫

想い出のブックカフェ 巽孝之書評集成 巽孝之

面白いほどよくわかる ギリシャ神話

面白いほどよくわかる!心理学 渋谷昌三

面白くてよくわかる! ユング心理学 福島哲夫

面白くてよくわかる! 恋愛心理学 齊藤勇

オリバー・ツイスト チャールズ・ディケンズ





か行


ガートルードとクローディアス ジョン・アップダイク

絵画の見方・楽しみ方―巨匠の代表作でわかる 井出洋一郎

快読シェイクスピア 増補版 河合隼雄、松岡和子

快読100万語!ペーパーバックへの道

ガヴァネス―ヴィクトリア時代の〈余った女〉たち 川本静子

鹿島茂の書評大全 洋物篇 鹿島茂

風と共に去りぬ マーガレット・ミッチェル

褐色の文豪 佐藤賢一

悲しみの歌/黒海からの手紙 オウィディウス

カフェ古典新訳文庫 Vol.1

仮面の男 アレクサンドル・デュマ

かもめ チェーホフ

虚栄の市 ウィリアム・サッカレー

ガラスの動物園 テネシー・ウィリアムズ

ガリヴァー旅行記 スウィフト

カルメン プロスペル・メリメ

ギリシア神話の名画はなぜこんなに面白いのか 井出洋一郎

北回帰線 ヘンリー・ミラー

きみがぼくを見つけた日 オードリー・ニッフェネガー

きみと選ぶ道 ニコラス・スパークス

きみの遠い故郷へ ウィル・ノース

きみを想う夜空に ニコラス・スパークス

キャッチャー・イン・ザ・ライ サリンジャー

狂気と天才 キーン サルトル

巨匠に学ぶ 構図の基本 内田 広由紀

ギリシア神話の悪女たち 三枝和子

クオ・ワディス シェンキェーヴィチ

口説き文句、口説かれ文句 矢島裕紀彦

クマのプーさん A. A. ミルン

クロイツェル・ソナタ トルストイ

黒猫・アッシャー家の崩壊 エドガー・アラン・ポー

恋する西洋美術史 池上英洋

恋する世界文学 佐藤真由美

恋に死す 中野京子

幸福論 アラン

高慢と偏見 ジェイン・オースティン

コーランを知っていますか 阿刀田高

コールド・マウンテン チャールズ・フレイジャー

国王を虜にした女たち 川島ルミ子

ここだけは原文で読みたい!名作英語の名文句 金原義明、越智道雄

心に響け、シェイクスピア 英語で味わう名せりふ 佐久間康夫

ゴッドファーザー マリオ・プーヅォ

ゴドーを待ちながら サミュエル・ベケット

古典的シェイクスピア論叢―ベン・ジョンソンからカーライルまで 川地美子

ゴリオ爺さん バルザック

コレクター ジョン・ファウルズ

これならわかる! 哲学入門 富増章成

怖い絵 中野京子

怖いくらい当たる「心理テスト」―渋谷昌三

怖くて読めない 英国王室残酷物語 渡辺みどり





さ行

最後の初恋 ニコラス・スパークス

最後のパレード 中村克

サイラス・マーナー ジョージ・エリオット

サイン・シンボル大図鑑 ミランダ ブルース=ミットフォード

サウンド・オブ・ミュージック マリア・トラップ

桜の園 チェーホフ

サラの鍵 タチアナ・ド・ロネ

残念な人の英語勉強法 山崎将志 Dean R. Rogers

シェイクスピア・シークレット ジェニファー・リー・キャレル

シェイクスピア時代のイギリス庶民文化小事典 西山良雄

シェイクスピアと日本人 ピーター・ミルワード

シェイクスピアについて僕らが知りえたすべてのこと ビル・ブライソン

シェイクスピアの英語 シェラー

シェイクスピアの男と女 河合祥一郎

シェイクスピアの生涯 結城雅秀

シェイクスピアの生涯 記録を中心とする S・シェーンボーム

シェイクスピアのたくらみ 喜志哲雄

シェイクスピアのタバコ 紫煙とイギリス・ルネサンス 青木芳夫

シェイクスピアの妻 熊井 明子

シェイクスピアの謎 法律家のみたシェイクスピア 小室金之助

シェイクスピアの花咲く頃 小田島雄志

シェイクスピアの翻訳 大場建治

シェイクスピアの魔力 野口卓

シェイクスピア論および演劇論 トルストイ

シェイクスピア・ミステリー ジョーゼフ・ソフラン

シェイクスピア名言集 小田島雄志

シェイクスピアを楽しむために 阿刀田高

シェイクスピアを学ぶ人のために -参考文献へのアプローチ ディヴィッド・M・バーフェロン

ジェイン・エアは幸せになれるか? ジョン・サザーランド

ジェイン・オースティン 「世界一平凡な大作家」の肖像 大島一彦

ジェイン・オースティンの読書会 カレン・ジョイ・ファウラー

シスター・キャリー ドライサー

静かなアリス リサ・ジェノヴァ

執事とメイドの裏表 イギリス文化における使用人のイメージ 新井潤美

知っておきたいアメリカ文学 丹治めぐみ、中谷崇、佐々木真理

知っておきたいイギリス文学 青木和夫、安藤和弘、丹治竜郎

知っておきたいドイツ文学 前野光弘、鈴木克己、青木誠之

嫉妬 アニー・エルノー

嫉妬の構造 萩野恒一

失楽園 ジョン・ミルトン

縛られたプロメーテウス アイスキュロス

紙幣は語る 中野京子

脂肪のかたまり モーパッサン

シャーロック・ホームズの優雅な生活 M & M・ハードウィック

シャミラ ヘンリー・フィールディング

就職力 就活は一日二〇〇ページの読書から始めなさい! 齋藤孝

淑女のルール 加藤 ゑみ子

守銭奴 モリエール

情事の終り グレアム・グリーン

ジョウゼフ・アンドルーズ ヘンリー・フィールディング

贖罪 イアン・マキューアン

“食”で読むイギリス小説―欲望の変容 安達まみ、中川僚子編

初歩からわかる超ワイン入門 種村祐子

初夜 イアン・マキューアン

白い犬とワルツを テリー・ケイ

白薔薇の女王 フィリッパ・グレゴリー

神曲 地獄篇 ダンテ

神曲 煉獄篇・天国篇 ダンテ

新シェイクスピア百夜 森谷佐三郎

新釈シェイクスピア 神々の偽計 もうひとつの四大悲劇 西村美智子

真珠の耳飾りの少女 トレイシー・シュヴァリエ

人生に二度読む本 平岩 外四、城山 三郎

新 大学教授になる方法 鷲田小彌太

侵犯するシェイクスピア 本橋哲也

新文学入門 T・イーグルトン『文学とは何か』を読む 大橋洋一

新編 アラビアンナイト

シンドラーのリスト トマス・キニーリー

スカーレット アレクサンドラ・リプリー

図説 アーサー王物語 アンドレア・ホプキンズ

図説 イギリスの歴史 指昭博

図説 ヴィクトリア朝百貨事典 谷田博幸

図説 不潔の歴史 キャスリン・アシェンバーグ

図説 本と人の歴史事典 高宮利行、原田範行

図解 古代ローマ スティーブン・ビースデイ/アンドルー・ソルウェー

図解雑学 英語看板で身につく英語力 尾崎哲夫

図解雑学 旧約聖書 雨宮 慧

図解 メイド 池上良太

すらすら読めるドストエフスキー 桃井富範

スワンの恋――失われた時を求めて マルセル・プルースト

セールスマンの死 アーサー・ミラー

聖書の名画はなぜこんなに面白いのか 井出洋一郎

西洋絵画の楽しみ方完全ガイド 雪山 行二

世界小娘文學全集――文藝ガーリッシュ 舶来篇 千野帽子

世界の十大小説 上 サマセット・モーム

世界の十大小説 下 サマセット・モーム

世界の十大小説プラス・ワン 谷沢永一

世界文学は面白い。 文芸漫談で地球一周 奥泉 光×いとう せいこう

世界文学をどう読むか ヘルマン・ヘッセ

世界文学を読めば何が変わる? ヘンリー・ヒッチングズ

説得 ジェイン・オースティン

戦争と平和 トルストイ

千年紀のベスト100作品を選ぶ 丸谷才一、三浦雅士、鹿島茂

続 高慢と偏見 エマ・テナント

その英語ネイティブはカチンときます デイビッド・セイン、岡悦子

その名にちなんで ジュンパ・ラヒリ


 


た行

大学生になったら洋書を読もう―楽しみながら英語力アップ! アルク企画開発部

大学教授のように小説を読む方法 トーマス・C・フォスター

大学生のアスペルガー症候群 Q&A 福田真也

楽しいロンドンの美術館めぐり 出口保夫、齊藤貴子

断頭台に消えた女王 メアリ・スチュアート 桐生操

チェーホフを楽しむために 阿刀田高

智恵子抄 高村光太郎

知識ゼロからのオペラ入門 池田理代子

知識ゼロからの紅茶入門 日本茶葉研究会

血染めの部屋―大人のための幻想童話 アンジェラ・カーター

血の伯爵夫人 エリザベート・バートリ 桐生操

血みどろの西洋史―狂気の一〇〇〇年 池上英洋

チャタレー夫人の恋人 D・H・ロレンス

超難問 世界文学クイズ ジョヴァンニ・マリオッティ

使える!ギリシャ神話 斉藤孝

月と六ペンス サマセット・モーム

椿姫 デュマ・フィス

罪と罰 ドストエフスキー

デイヴィッド・コパフィールド チャールズ・ディケンズ

デカメロン ボッカッチョ

テス トマス・ハーディ

哲学塾 もしもソクラテスに口説かれたら―愛について・自己について 土屋賢二

デンマークのにぎやかな公共図書館 吉田右子

ドイツ文学名作と主人公

東大の教室で『赤毛のアン』を読む 英文学を遊ぶ9章 山本史郎

動物裁判 池上俊一

時の娘 ジョセフィン・テイ

読書案内 世界文学 サマセット・モーム

読書の腕前 岡崎武志

時計じかけのオレンジ アントニイ・バージェス

図書室からはじまる愛 パドマ・ヴェンカトラマン

奴婢訓 ジョナサン・スウィフト

土曜日 イアン・マキューアン

トラベリング・パンツ アン・ブラッシェアーズ

トラベリング・パンツ シリーズ

ドリアン・グレイの肖像 オスカー・ワイルド

トリスタン・イズー物語 ベディエ

トンデモ偉人伝 作家編 山口智司

トンデモ偉人伝―天才編 山口智司



最近買った本

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興味がある方がいらっしゃるか分かりませんが、

最近買った本です(*'ー'*)


ここ2か月くらい・・・・かな?

本棚が増えて、まだまだ置けるので、一気に増やしました。

8割が再読です。



一部、研究費での購入です。

あと1万5000円くらい残っているのだけれど、あと、何を買うか・・・・。



アメリカ文学編。


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上はフィリッパ・グレゴリーの『ブーリン家の姉妹』、 そしてブーリン家の姉妹2 愛憎の王冠』。


1のほうは史実とは結構異なるけど(そもそも姉妹が逆だし、メアリーは尻軽で有名~~)

2のほうが、すんばらしく良くて、ベストブックにも選んだものだから

手元に欲しくてですね^^


右下は、アン・ブラッシェアーズのトラベリング・パンツ・シリーズ の最終作『ジーンズ・フォーエバー』。

全3作は持っているのですが、これのみなかったので・・・・。

ヤングアダルト小説って、いい、と思えるものはものすごーーく少ないのですが

例外がこれ。

映画も評判だったけど、そもそも原作がいいんだよ。


そして、左下はヘミングウェイの短篇集。

浮いてますね(笑)

「キリマンジャロの雪」が目当て。

これはブックオフで100円だったので、思わず。




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本橋哲也氏のシェイクスピア関連書。

『侵犯するシェイクスピア』

『本当はこわいシェイクスピア』。


この人ねーー、カルチュラル・スタディーズが専門で

シェイクスピアは専門ではないと思うのだけれど


2ページで1つの論文書けますよね、勿体なくないですか?


と思ってしまうほどのオリジナリティー溢れる論を展開してくるので、好き。

目から鱗がぼろんぼろん落ちます。


今度はマイナー作品を、『ペリクリーズ』あたりを取り上げたいとか書いていたけど

まだですか~~~?

買いますよーーー。


河合隼雄、松岡和子『快読シェイクスピア 増補版』。


以前読んで、最近増補版が出たのでそれも読んで

手元に欲しくなりました。


臨床心理学者と、シェイクスピア翻訳家の夢の対談。

初心者にもお勧め。



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阿刀田高氏の文学関連書。


以前、散々読んだ阿刀田高による古典文学を読みましょうシリーズ。

全部読んでいるのですが、特に好きなものを集め始めました。


『シェイクスピアを楽しむために』。


まず、私がシェイクスピア入門として勧めているのがこれ。

かなり売った気がする(笑)のに、その本人が持っていなかった(笑)


シェイクスピアの四大悲劇が何かを知らないくらいでも楽しめ、

一応研究者の端くれである自分でも十分に楽しめます。


『ホメロスを楽しむために』。


ホメロスを読んだことがなかった時に読んで、大いに助かった本。

これも偶然、ブックオフで100円だったので。


『ギリシャ神話を知っていますか』。


同上。


あとは、『アラビアン・ナイトを楽しむために』、

旧約聖書を知っていますか (新潮文庫)/新潮社
¥580
Amazon.co.jp
新約聖書を知っていますか (新潮文庫)/新潮社
¥540
Amazon.co.jp

も買うつもりです。コーランも迷うところ。




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フランス文学編。


鹿島茂の『悪女入門』。

もう何度も借りてきている本だし、いい加減買わないとね。

何度読んでも面白く、ファム・ファタール好きにはたまらない。


デュマ・フィスの『椿姫』。

古典新訳文庫は、あとはルソーの『人間不平等起源論』が家にあるだけ。

なぜか、どちらもフランスですね。

この文庫は本当に大好きなので、徐々に好きな作品を揃えていくつもり。


お父さんもいいけれど、息子もいいよね。

もっと書いたら良かったのに。

ヴェルディのオペラで一番好きですが、原作も良し。



そして!!!最近夢中のモーパッサンの短篇集。

結局、新潮と岩波を1冊ずつ買ってしまいました。(未読)

新潮の2と3は、借りてきてよかったら買おうかな。


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イギリス文学編。


D. H. ロレンスの『チャタレー夫人の恋人』。

新潮文庫の訳は、最近息子さんの訳に変わったんだよと某先生から伺って

新訳を読んでみたいなと。


これねぇ、単なる卑猥な文学じゃなくって、名作なんですよ。

高校2年か3年以来から読んでいないから、再読したらまた変わりそうだけど。

そもそも、ロレンスをもっと読みたいなー



アガサ・クリスティ―の『ABC殺人事件』。


これは買ったわけではなく、大学図書館の所蔵スペースの関係で「どうぞお持ち帰りください」だったのもを貰ってきました。未読。

クリスティーも全然読んでないから、読んでいきたいなー



ジョン・ランチェスター『最後の晩餐の作り方』。


こちらも大学図書館から貰ってきた本。


だれ・・・・・だか分からないのだけれど、ドイツ生まれのイギリス人らしいです。


新潮クレストブックです。これってちょっと場所取るから嫌なんだけど、面白くなかったら売ればいいかな・・・・・という良くない考えで貰ってきました(´Д`;)


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古代ギリシャ・ローマ文学編。


なんだか、最近常に読んでいる気がします・・・・・。いつからこんなに好きになったんだ?


ALL岩波文庫。

このあたりは、やっぱり岩波が断トツ強い!

新潮とか、まったくですよね。


『ギリシア・ローマ名言集』。

格言・名言の類が好きなのと、これで新たに読みたいのを探してもいいかもなーということで購入。

これは未読です。


スエトニウスの『ローマ皇帝伝』。


古代ローマのゴシップ集という感じ。

タキトゥス、リウィウスらと比べて、断然面白いのがこれ。

下巻の皇帝には興味がないから・・・・ということも大いにありそうですが

上巻の方がはるかに面白かったため、上巻のみ購入。



オウィディウス『恋愛指南 アルス・アマトリア』。


古代ギリシャ、ローマであれば一番好きなオウィディウス。

わぁい、シェイクスピアといっしょ(〃∇〃)


『変身物語』は家にあるので、こちらも買っちゃいました。

文句なしに面白い、古代ローマの恋愛指南書です。



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前田京子『お風呂の愉しみ』。


やっぱりこれは欲しかった・・・・・・!

あと、『シンプルスキンケア』も買いたいですね。


早速、化粧水、フェイスクリーム、ハンドクリーム、マッサージオイル、バスソルト等を作ったので

それは後日アップしたいと思います。


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トルストイ。


『復活』

トルストイの長編だと、『アンナ・カレーニナ』の次に大好き。

ああもうたまらん。

『アンナ・カレーニナ』はなぜかまだ持っていないので、古典新訳文庫の望月訳で買うかなー?



『少年時代』


『幼年時代』で止まっていたので、お次のこれも。






ちなみに、これらの本はほぼ全て、研究費 or アフィリエイト収入で購入させていただきました。

私のブログを通して買って下さっている方、ありがとうございます。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

2012. 10. 読書鑑賞記録

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予約更新ですダンボ



゚:: *My Salad Days*::*

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:41冊
読んだページ数:10944ページ
ナイス数:326ナイス

http://book.akahoshitakuya.com/u/15292/matome?invite_id=15292


登録していない本が6冊で、合計47冊です。

今年入ってから368冊。

今年もかるーく400はいけそうですね。


・・・・・・・・・あの、10月って、ここ2年くらいで一番忙しかった・・・・・はずなんですが、

なぜ??????????


忙しくなればなるほど読書スピードが上がり、

更にそういう時こそ何故か良作に出会えて

ブログの更新率も上がらざるを得ない、という不思議。


今月ベストは、


モーパッサン短篇集 (ちくま文庫)/筑摩書房
¥840
Amazon.co.jp

これか、

脂肪のかたまり (岩波文庫)/岩波書店
¥441
Amazon.co.jp

これ。

いずれにせよ、確実に今年のベスト10にモーパッサンは入るな。


クオ・ワディス〈上〉 (岩波文庫)/岩波書店
¥840
Amazon.co.jp

次は、『クオ・ワディス』。

レビューで散々書いているので、省略。

シェイクスピア劇の〈女〉たち―― 少年俳優とエリザベス朝の大衆文化/みすず書房
¥3,360
Amazon.co.jp

シェイクスピア関連書だと、これがベストかな。

さすが楠明子氏の著書ですね。

『夏の夜の夢』『から騒ぎ』『お気に召すまま』『ハムレット』『アントニーとクレオパトラ』『冬物語』の6作品の女性を論じたもの。よくあるフェミニズム批評や家父長制についてで終わっておらず、フランスやイタリアとは違い少年俳優が女役を演じていたということを踏まえて、如何にして演じたのかにも触れ・・・とにかく面白かったです。


古代マヤ・アステカ不可思議大全/草思社
¥1,575
Amazon.co.jp
マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行 ――メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズの旅/草思社
¥1,470
Amazon.co.jp

芝崎みゆき氏の、古代ギリシャ、エジプトに続き…最後はマヤ・アステカ。

今回のみ、旅行記は別冊なのですが

読む価値は十分に、十分すぎるほどあります。

ギリシャやエジプトに比べ、いい人過ぎる人が大勢(ノДT)

手書きの漫画になっていて中身が凄いので

写真を撮って載せたかったのですが・・・・・・・・

著作権に引っ掛かる気がするので、やめておきます(´・ω・`)

リチャード三世「殺人」事件 (扶桑社ミステリー)/扶桑社
¥890
Amazon.co.jp

ジョセフィン・テイの名作『時の娘』のオマージュ。


リチャード三世擁護派の人物たちがパーティーを催し、リチャード三世とその周辺の人物のコスプレをする。そのうちに、殺された方を真似た悪質な悪戯が発生し・・・という話。


タイトルの「殺人」はリチャード三世のほうなので、作品中では死者は出ません。

特に小説、ミステリーとして優れているとは全く思えませんが、リチャード三世ファンは必読かな。


と言いつつも、リチャード三世モノだと上記の『時の娘』 や、ジーン・プレイディーの『リチャード三世を愛した女』 のほうが断然面白く、お勧め。

絶頂美術館―名画に隠されたエロス (新潮文庫)/新潮社
¥620
Amazon.co.jp

女性のヌードは、単なるヌードではなかった、という本。

カバネルのヴィーナスの誕生の足の反りは、絶頂を表わしている、というのがあまりにも衝撃的でした。が、これって知ってて当たり前なことみたい。

中野京子『怖い絵』シリーズがお好きな方は、好きなんじゃないかな~?

あとは、サッカレーの『バリー・リンドン』とか、クリスタ・ヴォルフの『カッサンドラ』とか読みましたよ~。




゚:: *My Salad Days*::*
2012年10月の鑑賞メーター
観たビデオの数:7本
観た鑑賞時間:657分

+プッチーニの歌劇『トスカ』を観に行ったので、合計8本

今年入ってから114本です。

グッバイガール [DVD]/リチャード・ドレイファス,マーシャ・メイスン,クイン・カミングス
¥1,575
Amazon.co.jp

今月ベストはこれ。


シェイクスピア作品のオマージュだと聞いて、観てみました。


見た目も中身も完璧な美男美女のロマンスではないところがいいのですね。


不器用すぎる二人の素敵なロマンス。

最初は長所よりも短所の方が際立っているけれど、これぞ人間と思わせてくれ・・・・


そして、2人の恋をいつの間にか応援してしまっている自分に気が付きます。

作品中の『リチャード三世』、あれは演出家が最初言っていたようにやらせてもいいと思うんだけどな~。

赤い靴 特別版 [DVD]/アントン・ウォルブルック,モイラ・シアラー,マリウス・ゴーリング
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前半は冗長な部分もありますが、恋が始まってからの引き込まれ方が凄い!

一部、ではなく、かなり長くバレエ・シーンを用いていました。それも、退屈にならないのが凄い。

最後の最後まで結末が読めず、まさかのあのシーンで終わるとは・・・・・・

小道具の使い方が秀逸で、昔の映画ならではの良さが溢れ出ています。

監督・脚本・撮影の素晴らしさが身に沁みる1作。


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もちろん、レフ・トルストイ原作。レビュー

・・・・・・・よくない。

ジャンルがエロチックだから借りるまであんなに苦労したのに、よくない。

トップレスシーンが出てくるくらいなので、別にそこに置かなくてよかったかと・・・

サブタイトルが「愛と官能の二重奏」なので、そこに引っ掛かったんでしょうね。

嫉妬がテーマなのですが、嫉妬というのは映像化するのはだめなのかも。

読んで、頭の中で想像してのドロドロが好きなんですね。

あと、大変失礼なのですが

ポズドヌイシェフの奥さん。

スタイルや顔立ちは綺麗なんだけど、顔面のシミが凄まじくて

そこしかもう見えない・・・・・・・。

というのと、まったく原作を読んだイメージの女性と違ったのがね。

原作は電車内で出会った男性に話すという回想の形式を取っているのを

映画では飛行機に変えた、というのはリアリティがあって良かったけどね。

実際にベートーヴェンのクロイツェル・ソナタが流れている割には・・・・・・・・説得力に欠ける。

ただ、ポズドヌイシェフの奥さんが、ある男性のピアノ演奏に酔いしれる場面。恍惚な表情を浮かべ、素晴らしいわ、と目を閉じる場面があり、

その時の旦那のジェラシーとの対比は見事でした。

音楽って、性行為と同じだから。

この映画が良くない、というよりも

作品が偉大すぎて映像化が無理、というほうが正しいかな。


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こちらは、サマセット・モームの甥が書いた作品の映画化。

あんまり好きじゃないかなーーー。

無意識にサマセット・モーム風の作風を期待してしまったのがいけなかったのだけれど、

むしろ真逆。


サーヴァントなので勝手にヴィクトリア朝が舞台なのかと思いきや、そういうわけではなく・・・。


100年くらい前なのでしょうか。


階上が召使、階下が主人、となっているのに違和感を感じるものの、結末に行くに従って2人の立場が逆転していくため、それももしや、意図的なのかな?



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